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今日 あなたが夢に出てきました 一緒に 原っぱを走りまわったり 永い道を どこまでもどこまでも 一緒に歩いたりしました とても……シアワセでした でも どこか空しかった 心のどこかで 夢だと分かっていたから…… これは ただのまやかし 私の弱い心が生んだ ただの願望 目が覚めたら……あなたは いない そう 分かっているのに 本当は この夢が現実で あなたがいなくなったのが 夢だと思いたかった だから 必死に気付かないフリ 気付いたら あなたはいなくなってしまうから…… 夢ならば 覚めないで 夢だから……覚めないで そう 切に切に願いました 気付いたら あなたは私を見つめていて 少し 悲しそうな笑みを浮かべていました 「また……逢おうね」 そういって あなたは光になりました 目が覚めたって気付いたとき 私は泣きながら「ありがとう」ってつぶやいてた なんだか 胸のあたりがふんわりとあったかくて でも ちょっぴり悲しかった 夢でもいいから また 逢いにきてくれる？ たとえ それがまやかしでも 私にとっては “シアワセ”だから だって ウソの幸せだって 幸せにかわりないでしょう……？ 夢だって分かってた。でも、認めたくなかった。 まやかしの幸せでもかまいません。再びあなたに会えるのなら。 03/11/14 戻る |