あなたは いつだって輝いていた 時には眩し過ぎるほどに あの輝きは ずっと続くと思ってた ずっと私のものだと思ってた けれど くるくると色を変えていたそれは 今はただ 黒い沈黙を映すだけ 出会ってからは ずっと一緒にいたよね あなたと出会う前の私は どんな風に生きてたんだろう もう 思い出せない 覗き込めば 黒の底には 弱々しい色が横たわっていて 目まぐるしく 色を変えていた まるで 私の声に答えるように 輝きを失ってしまっても あなたはあなたのままなのね いっそう悲しくなって 涙なんて 一滴も出なかった 12/04/01 戻る |